買い物や外食に行ったときに、入り口などで必ず目にするのが感染症対策を訴えるポスター。すっかり街の風景となっています。
ポスターを見て、アルコール消毒やマスクのチェックをする人も多いのでは。改めて、感染症対策の一環としてのポスターについて考えてみましょう。
目次
ポスターで感染症対策を訴える効果は
まず、ポスターで感染症対策を訴える効果について考えてみましょう。
人は五感を使って様々な情報を得ています。その中でも視覚からは90%近い情報を得ているといわれています。
つまり、イメージから受ける情報が圧倒的に多く、そのために色やイラストを使っているポスターでの感染症対策の呼びかけは非常に効果的と言えます。
ポスターの掲示場所
では、感染症対策を訴えるポスターは、どういったところに掲示されているのでしょうか。
よく目にするのは飲食店や商業施設の出入り口、学校や市庁舎などの公共の施設でも張り出されています。
また、トイレの出入り口や会議室など、多くの人が出入りする場所でも見られます。特にトイレでは手洗いの呼びかけが直接できるので、必須だといえるでしょう。
ポスター以外のツールは?
感染症対策を訴えるツールは、ポスター以外にどんなものがあるのでしょうか。
ポスター以外では、手渡しできるチラシやステッカーなどがあります。
また、お店の入り口などで使えるよう、大きな看板もあります。
自治体によっては、ポスターなどの素材をダウンロードして、飲食店などの事業主が自分で作成できる取り組みをしているところもあります。
外国の方向けに、英語や中国語表記のツールもありますよ。
おすすめポスター10選
それでは、感染症対策を訴えるポスターのおすすめをご紹介していきます。
手も気持ちもピッカピカ
若い人にもイメージしやすいイラストの入ったポスター。
正しい手洗いの方法がわかりやすく描かれています。ポスターの絵に沿って手を洗えば、正しい手洗いができるようになっています。
新しい生活様式を健康に
暑くなる時期に向けて、感染対策とともに熱中症予防も呼び掛けるポスター。
マスクの正しい使い方をわかりやすく表現しています。
外国人向けポスター
外国人向けの英語表記のポスター。
厚生労働省のサイトでは、外国人向けに言語ごとの表記がされていて、外国人の方にも感染症対策を呼び掛けられるようになっています。
詳細は新型コロナウイルス感染症に関する外国語対応ホームページをご確認ください。
咳エチケット
厚生労働省と人気漫画とのコラボ。
若い世代向けに目を引き、マスク着用を広く呼び掛ける効果があります。
自分の好きな漫画のキャラクターが描かれていると、じっくり眺めたくなりますね。
インフルエンザ予防ポスター
インフルエンザ予防がうたわれていますが、マスクと手洗いを小さい子供でもわかりやすい動物を柔らかい曲線と優しい色使いで表現されています。
かわいらしいデザインなので、小児科や幼稚園、保育園など子どもが利用する施設や飲食店向けと言えるでしょう。
STOP!感染拡大
ニュースでも取り上げられた、アマビエをモチーフにしたポスター。目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
複数のパターンがあり、厚生労働省のサイトからダウンロードができます。
ロゴのみが入っていて、自分のオリジナルのアマビエのイラストが入れられるタイプもあります。
まとめ
終わりが見えない感染拡大に辟易している人もすくなくありません。
感染防止対策にうんざりという声も多く聞かれます。
しかし、正しい感染防止対策の継続が、事態の収束への近道にもなります。
ポスターなどのツールを上手に活用して、新しい日常生活に無理なく感染防止対策が取りれられることが、今後の社会生活には必要なことです。
素材をダウンロードして、場合によっては自分で好きなイラストを入れたりなど加工ができるものもあるので、新しい日常の中での新しい楽しみとして取り組めるといいですね。