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新型コロナウイルス感染拡大予防で使われるマスクの効果はどのくらい?

様々な種類のマスク

新型コロナウイルスは、2020年世界で猛威を振るい、今もなお感染拡大が懸念され第4波到来かと言われているほどです。

2021年4月にはとうとう東京を抜いて大阪が1日の感染者数1,000人を突破し、大阪府も窮地に立たされています。

まず感染を予防するには個人の意識と対策が重要になります。

業種別の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

新型コロナウイルスは、重症化しやすいだけでなく感染リスクが非常に高いことでも知られています。

家族間で感染してしまった場合や勤務先や学校、お店などでクラスターが起きることで感染が次々と拡大を起こしこれまでにも幾度となくパンデミック状態となってきました。

そこで政府では感染の再拡大を予防するために業種別の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを徹底し公示されています。

換気の悪い「密閉空間」、多数の人が集う「密集場所」、間近で会話や発声する「密接場面」の3つの密を回避し、屋内施設などで多くの人々が集まるような環境の発生を防止する対策が示されているのです。

また、密にならないように換気を行うことで密閉空間になることを防ぎ、また従業員や顧客など一人ひとりにマスクの常時着用や手指の消毒や手洗いの徹底を促すように感染症対策を示しています。

業種別の感染予防対策ガイドラインをまとめた記事もありますので、ご確認ください。

個人レベルでマスクの着用を徹底

企業や団体など業種別のガイドラインで、従業員などのマスク常時着用を呼びかけられていますが、業種にかかわらず個人でマスク着用の意識を高めていく必要があります。

緊急事態宣言が解除されたことで全国では一気に街中に人が増え、密な状態が続いています。

その結果、全国主要都市を中心にさらなる感染再拡大が懸念されてまん防が適用されるまでになりました。

日本では子どもから大人まで外出の際はマスクを着用するという意識はある程度定着してきていますが、まだ無防備な状態で生活をされている方も少なくありません。

かつてのWHOはマスクは症状がなければする必要がないと言われていました。

しかし、現在新型コロナウイルスが発症前の潜伏期間も感染のリスクがあるとわかってきており、マスクをすることで無症状や発症前の羅漢者からの感染リスクを減らすことができるとの見解を発表されています。

そのため、個人レベルで全国民がマスクの着用の徹底を心がけることが重要です。

ただ、なかには体質によりマスクを着用できない人もいるので、そういった方への配慮も大切です。

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マスクの効果とは?

では、マスクを着用することによる効果はどの位得られるのでしょうか。

新型コロナウイルスは基本的に飛沫感染によるリスクで感染すると考えられています。

このことから、完全とまではいかないもののマスクというワンクッションを挟むことである程度のツバなどの飛沫が飛び散るのを防ぐことが可能になるのです。

また、マスクには様々な素材がありますが、最も素材として優れているのは不織布マスクと言われています。

不織布マスクの吐出し飛沫量は20%、吸い込み飛沫量が30%に対して、布マスクは吐出し飛沫量が18~34%、吸い込み飛沫量が55~65%、若者を中心に人気のウレタンマスクは吐出し飛沫量50%、吸い込み飛沫量60~70%です。

ウレタンマスクはファッションアイテムとしても人気ではあるのですが、その分飛沫を通しやすくなるのであまり効果がないと考えられています。

できるだけ不織布マスクを心がけ、特に密になりそうな場所へ出かける際は不織布マスクを使うと安心です。

そして密にならずにある程度の一定距離を保てる場であれば、コスパの良い布マスクやウレタンマスクを活用して使い分けると良いでしょう。

密を防ぐために二酸化炭素炭素濃度計の活用

密閉空間や密集場所、密接場面のいずれの条件も揃った時に、新型コロナウイルスで問題となっているクラスターの発生リスクが高まります。

そこで三密はどのような場面でも避けるべきと考えられています。

そのためには人の密を避けるようにすることや間近で会話する場合はマスクを着用し、さらに密閉空間を防ぐには換気を実施することである程度回避することができます。

そして現在、密閉空間を防ぐツールとしてメディアなどでも注目されているのが、二酸化炭素濃度計と呼ばれるものです。

これは空気の質や密状態をあらゆる場で見える化したものです。

私たち人間が吐く息には、二酸化炭素が含まれています。

空気中の二酸化炭素濃度により、その空間の換気状況を知ることができます。

しかし、二酸化炭素は無色透明のため目に見えることはありませんからその場所に二酸化炭素がどれだけ充満しているかは知ることができないのです。

ここで二酸化炭素濃度計を使用することで空間の二酸化炭素濃度を高精度で測定することによって、今二酸化炭素がどれだけ充満している状態か、どれだけ換気が行われておらず、密閉空間の状態かを知ることができるのです。

今後の拡大状況によっては一部地域で二酸化炭素濃度計の義務化が決定する可能性もありますので、各企業や団体では準備を進めておくと安心です。

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まとめ

新型コロナウイルスワクチン接種も進んではいますが、それでもまだ全国民への接種には相当な時間が必要となります。

またその効果もいまだ不明瞭な点も多いです。

三密を避け、換気のしっかりできている空間にいるよう心がけること、そしていかなるときもマスクの着用を心がけることで少しでも感染再拡大を防ぐことにつながります。

感染症対策に換気は必須

多くの事業者が感染対策として実施しているのは、「マスクの着用」「体温チェック」「消毒」ですが、実は換気をしないと他者へ感染させてしまう可能性が、18.7倍も上がることが論文で発表されています。

換気に関する正しい知識を身につけて、クラスターを発生させない換気対策を実施しましょう。

→換気とクラスターの関係性について詳細を読む

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