新型コロナウイルスにかからないためにオフィスの換気運用方法を覚えておきましょう
新型コロナウイルスに限らず、さまざまな菌は換気が不十分なために蔓延してしまいます。
正しく空気の入れ換えをしないと、もしかしたら自分達のオフィスでコロナウイルスのクラスターが発生してしまうかもしれないのです。
事前の対策を行うだけでも、クラスターを防げる可能性が高まりますので今から意識していきましょう。
目次
クラスターが起きてしまうとどうなる?
万が一自分達のオフィスでクラスターが発生したということになると、皆が大変な思いをしてしまいます。
無症状の方から悪化して入院が必要になる方まで出てきますので、まずなってしまった本人が苦しみます。
さらに、会社は通常営業できず、一旦皆休んでオフィスの中の消毒をしなければなりません。
従業員の中には陰性の方がいても、ほかの取引先の方から見るとどの人がなっているのかわからないため、営業マンが自社の誰かに移しているのではないかと思ってしまいます。
そうなると取引先からの信用を失ってしまい、業務も今まで通りに進まなくなります。
さまざまなリスクを抱えることとなり、心身共に皆大きなダメージを感じてしまうでしょう。
だからこそオフィスでクラスターが起きないように、今からでも対策を始めましょう。
オフィスに二酸化炭素濃度計を取り入れよう
多少予算がかかりますし、自社にそんなに余裕がないと二酸化炭素濃度計を取り入れるか迷ってしまうかもしれません。
しかし、後から大きなリスクを抱えてしまうよりも、危ない濃度になったときにお知らせしてくれる二酸化炭素濃度計を取り入れるだけでも、リスクが防げるようになります。
二酸化炭素自体は悪いものではありませんし、少量であればリスクはありません。
しかし、量が増えていくと、やる気のなさや頭痛を感じてしまう方もいます。
濃度が高くなるということは、人体に影響を与えリスクも増えるとも言えます。
見えないものだからこそ怖い
二酸化炭素が目に見えていれば、なんだか白く靄がかかってきたら危ないなどとわかります。
しかし、目に見えないものだからこそ、どのくらい増えているのかわかりません。
見えない分誰も気が付かずに重苦しい濃度のまま過ごしてしまい、体の不調を感じてしまいます。
空気中にどのくらいの二酸化炭素があるのか見えるようにするだけで、換気を行うなど気を付けることができます。
二酸化炭素濃度が1,000ppm以上は危険!
少量であれば問題ない二酸化炭素も、二酸化炭素濃度が1,000ppmになったら空気中が汚くなっていてコロナウイルスなどに感染しやすい空間になっています。
気が付かないまま過ごしてしまうことで、後からクラスター発生につながるかもしれません。
二酸化炭素濃度計があれば人間の目には見えない二酸化炭素が、空気中にどのくらいあるのかすぐにわかります。
最近売られている二酸化炭素濃度計はおしゃれなものも多く、オフィスに置いていても違和感はありません。
さらにすぐに二酸化炭素の濃度がわかるため、意識して換気できます。
ずっと換気をするために窓を開けっぱなしにする必要もないですし、目に見えるからこそ働いている従業員も安心できるでしょう。
IoT二酸化炭素濃度計なら、その場で二酸化炭素の濃度を確認するだけでなく、アプリを使ってスマホで濃度がどうなっているのか確認もできます。
もし二酸化炭素濃度計を使っていない場合換気はどうしたらいい?
二酸化炭素は目に見えるものではないため、二酸化炭素濃度計を使わずに換気をしようと思ったら連続でずっとしていたほうが確実です。
1時間に1回でもやらないよりもずいぶん良いのですが、どこで1,000ppmの濃度になっているかわからないためリスクがあります。
そう考えると、常に窓を少し隙間が空くようにして開けるのが一番です。
ただ真冬などは寒いため、普段よりも少し高く暖房の温度を上げるなどの対策が必要でしょう。
1つの窓を少し開けると寒さは軽減されますが、より効果的に空気の流れを作りたいときには2つの窓を少し開けたほうがより新鮮な空気が入ります。
空気清浄機を利用する
完璧ではありませんが、空気清浄機を置いて運転させると空気の汚さは変わってきます。
ただこのときにも外気を取り入れて空気の流れを作ることは重要ですので、寒くても暑くて冷房をつけているときでも少し窓を開けましょう。
窓を密閉した状態の空間で、長い時間過ごすというのがリスクにつながります。
常に換気は正直辛い
その日の天候によっては日中でも気温がほとんど上がらない場合もありますので、オフィスの窓をずっと開けておくというのはいくらほんの少しだけだとしても苦しいものがあるでしょう。
寒くて、逆に体調不良になってしまう従業員が出てきてしまうかもしれません。
それよりも最初費用をかけて二酸化炭素濃度計を準備しておけば、ずっと窓を開けっぱなしにしなくても危険な数値になったときだけ換気すれば良いため効率が良くなります。
また正常の数値に戻ったら、窓を閉めて仕事に取り組めます。
目に見えて数値でわかるため意識して換気ができ、きれいな空気を保てるため二酸化炭素濃度計を準備しましょう。
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