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ガイドライン

「オフィス・事務」で求められる感染症対策ガイドライン

オフィス・職場

はじめに
このページでは「オフィス・事務」で求められる感染症対策について紹介します。
新型コロナ感染症(Covid-19)対策でリモートワーク(テレワーク)になった方も多いかもしれません。それでも時々はオフィスに行く必要があったり、仕事内容上変わらずオフィス勤務の方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、色々な人が出入りするオフィスで求められる感染症対策を見ていきます。


目次

オフィスで求められる感染症対策

密を避けた通勤

テレワーク/時差出勤/ローテーション勤務/変形労働時間制/ローテーション勤務/自家用車通勤など様々な勤務・通勤形態を活用して公共交通の混雑緩和を図りましょう。


オンライン開催

会議やイベントなどオンラインで行うことも検討し、接触の機会を減らしましょう。

オフィス内の配置

それぞれが可能な限り2メートルを目安に一定の距離を保てるように配置を工夫しましょう。
席を対角に配置する、アクリル板や透明ビニールカーテンなどで仕切るなども有効です。
椅子を減らしたり、机などに印をつけたりするなど、近距離や対面に座らないように工夫しましょう。

手洗い・消毒

始業時や休憩時など定期的な手洗いを行いましょう。水場がないオフィスなどでは手指消毒液などを活用しましょう。

設備・器具・休憩スペースなど共有品の消毒

複数の人がよく使うドアノブ、電気のスイッチ、手すり・つり革、エレベーターのボタン、ゴミ箱、電話、共有のテーブル・椅子などの共有設備については、頻繁に洗浄・消毒を行いましょう。
休憩スペースのテーブルや椅子、その他オフィス備品など共有物は定期的に消毒しましょう。

休憩スペースの距離確保

特に屋内休憩スペースについては、スペース確保や常時換気を行うなど、3密を防ぐように工夫しましょう。
喫煙を含め、休憩・休息をとる場合は、できる限り2メートルを目安に距離を確保できるよう、一定数以上が同時に休憩スペースに入らないようにしましょう。

マスク着用

勤務中のマスクなどの着用をうながしましょう。

換気(二酸化炭素濃度計・CO2センサーの設置)

窓が開く場合1時間に2回以上、窓を開け換気しましょう。空気清浄機などを使う場合は広いスペース用のものを使う、複数台配置するなどして空間全体の空気に対応できるようにしましょう。
なお換気には、室内のCO2濃度を1000ppm以下に保つことが、集団クラスター感染対策として有効とされていおり、厚労省および内閣官房新型コロナ対策本部より二酸化炭素濃度計(CO2センサー)の設置が推奨されています。

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トイレ

便器は通常の清掃で問題ありませんが、不特定多数が使用する場所は清拭消毒をしましょう。
トイレに蓋がある場合、蓋を閉めてから汚物を流すよう表示しましょう。
飛沫が拡散するハンドドライヤーは利用を止め、共通のタオルは禁止し、ペーパータオルを設置するか、従業員に個人用タオルを持参してもらいましょう。

ゴミ・清掃

ゴミはこまめに回収し、鼻水や唾液などがついたゴミがある場合はビニール袋に密閉しましょう。ゴミの回収など清掃作業を行う従業員は、マスクや手袋を着用し、作業後に手洗いを徹底しましょう。
※ 設備・器具の消毒は、次亜塩素酸ナトリウム溶液やエタノールなど、当該設備・器具に最適な消毒液を用いる。

まとめ

オフィスで求められる感染症対策を紹介しました。最後にまとめです。

まとめ

  1. 時差通勤を活用して密を避けた通勤を心がけましょう
  2. 会議やイベントはオンラインを使用して、接触機会を減らしましょう
  3. 席の配置を変えて近距離や対面に座らないように工夫しましょう
  4. 始業時や休憩時の手洗いを徹底しましょう
  5. 共有スペースは頻繁に洗浄・消毒をしましょう
  6. 休憩スペースはソーシャルディスタンスを確保しましょう
  7. マスク着用を徹底しましょう
  8. 換気をしましょう
  9. トイレはペーパータオルか従業員の個人タオルの使用を徹底しましょう
  10. ゴミはこまめに回収しましょう

クラスター発生リスクを下げるのは従業員一人ひとりの意識付けが大切です。定期的に従業員へ周知し感染症対策に協力してもらえるよう働きかけましょう。


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感染症対策に換気は必須

多くの事業者が感染対策として実施しているのは、「マスクの着用」「体温チェック」「消毒」ですが、実は換気をしないと他者へ感染させてしまう可能性が、18.7倍も上がることが論文で発表されています。

換気に関する正しい知識を身につけて、クラスターを発生させない換気対策を実施しましょう。

→換気とクラスターの関係性について詳細を読む

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