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ガイドライン マニュアル

感染症対策ガイドライン(祭り、イベント、カンファレンス)について

テレビ会議

新型コロナウイルス感染症の影響で、二酸化炭素濃度計を配置するなど、
さまざまな対策が打ち出されています。

公益法人日本青年会議所では、感染症対策として、
祭り・イベント等開催に向けた「感染拡大防止ガイドライン」を掲載し、感染防止を呼びかけているのです。

ここでは、日本青年会議所が実施している、ガイドラインの内容について、わかりやすく説明します。

目次

「カンファレンスガイドライン」について

「カンファレンスガイドライン」には、カンファレンスを開催するにあたり
注意すべき点などがまとめられています。

感染症対策は、カンファレンスを運営する側と参加する側にそれぞれ分けられていて
運営側は、各都道府県が示している対応策をもとに来場者を管理することと消毒やマスクの徹底が義務付けられています。

そして、参加者は原則として、運営側の指示に従わなければなりません。
実際に、どのように感染症対策を実施するのか、主なポイントを挙げてみます。

参加者数の制限

カンファレンスの参加者が多くなる場合は、各都道府県が制限している人数を超えないように注意しましょう。
大規模なカンファレンスでは、1グループ5名以内など、人数を制限する必要が出てきます。

受付には消毒液やアクリル板を設置するほか、
新型コロナウイルスに感染しているおそれのある人に対して、入場を断るよう指示を出しておきましょう。

 

適度な距離を保つ

カンファレンスに参加する人は、ほかの人と1m以上の距離を保つ必要があります。
また、関係者も同じように、他人と適切な距離を保つことが求められています。

声を発生する機会の多いカンファレンスでは、参加者と舞台の適切な距離は2mです。

 

マスク着用や消毒の徹底

カンファレンス参加者と関係者は、原則としてマスクの着用が求められます。
もし、着用していない人がいる場合は、関係者はマスク着用を促すよう注意します。

カンファレンス関係者は、開催当日、参加者に対して会場内のエチケットやルールについて
説明
することを忘れないようにしましょう、参加者は、運営側の指示に従い、行動することが原則です。

消毒や手洗いが、こまめにできる環境を整えるのは、運営側の役となります。
具体的には、利用しやすい場所にペーパータオルや消毒液を設置すること
手洗い場にはポンプ式の石鹸を用意しておくなどです。

 

施設内の換気と衛生について

施設内は、二酸化炭素濃度計や温度計などを利用して、施設内の衛生環境をこまめにチェックします。
換気は常に行い、飛沫感染のおそれのあるステージ周辺は、関係者やステージ機器の消毒は不可欠です。

参加者や関係者の中で、感染の疑いのある人が出た場合、
速やかに隔離することと保健所に連絡をして指示を受けるようにします。

室内にあるテーブルや椅子などは、こまめに消毒し、換気も忘れないようにしましょう。
トイレは感染する可能性の高い場所と言われていますので、
ドアノブなどのこまめな消毒をはじめ、ペーパータオルの設置は不可欠です。

参加者に、手を拭くためのハンカチを持参するよう呼びかけるようにしましょう。

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その他の注意点

感染症の拡大を防ぐため、カンファレンス会場では、チラシなどの配布を控えます。
更衣室や休憩室を利用する際は、適度な距離を保てるような設備や家具の配置が求められるのです。

会場に飲食店や飲食スペースを併設する場合、
参加者に対して、食べ物や飲み物に触れる前は、手洗いまたは手を消毒するよう促します
飲み回しや食べ回しを控えるよう注意を促すことも必要です。

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「祭り・イベント等開催に向けた感染拡大防止ガイドライン」について

「祭り・イベント等開催に向けた感染拡大防止ガイドライン」には、
祭りやイベントなどを開催する際、感染防止のために実施すべき項目が盛り込まれています。

そのほとんどは、「カンファレンスガイドライン」と同じで
三密を避ける、マスク着用や消毒を徹底する、症状が疑われた人を隔離するなどです。

祭りの中には、御輿を担いだり楽器を使用したりするものがありますが
担ぐ人はソーシャルディスタンスを保ち、なるべくほかの人が触ったものに触れないといった点に注意します。

もし、同じものに触れる必要がある場合は、必ず手洗いまたはアルコール消毒を済ませておきましょう。
参加者も、共用物にはできるだけ触れない、大声を出して声援しないなどの配慮が必要です。

万が一感染者が発生した場合を考えて、祭りやイベント会場には、感染者を隔離するための、救護スペースの設置が求められています。
もし、会場で感染者が出た場合は、速やかに最寄りの保健所に連絡することを、忘れないようにしましょう。





まとめ

カンファレンスやイベント、祭りなどの開催に関するガイドラインについて、説明しました。
参加する人も、主催者側も、ルールに従って行動することが望まれます。
ガイドラインに則って、感染症対策を実施し、新型コロナウイルス感染症の拡大を防いでいきましょう。

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