まだまだ新型コロナウイルスは猛威を振るっているため、店内や室内の空気が悪くなっていないのか気になる方も多いでしょう。
どの程度空気が汚れてきているのか二酸化炭素の量でもわかるため、飲食店などでは二酸化炭素濃度計を設置する店舗が増えてきました。
こちらでは、二酸化炭素濃度計を価格ごとに性能は違うのか比較してみたのでぜひ参考にしてみてください。
目次
1万円前後の二酸化炭素濃度計
二酸化炭素濃度計の中でもお手頃な価格の商品が欲しいと思ったら1万円前後がおすすめです。
そんなに高くないため、店舗だけでなく家庭でも気軽に購入し二酸化炭素の増え方を測定できます。
1万円前後だからといって、それ以上に高い二酸化炭素濃度計よりも著しく劣るようなこともありません。
多少高い製品に比べたら性能が落ちる部分はあっても、十分に使えます。
CO2みるみる
はじめにご紹介する二酸化炭素濃度計はCO2みるみるです。
こちらの参考価格は9,900円で、ギリギリ1万円以内で購入できます。
測定方法はNDIRという方法を利用するのですが、ガスに含まれている二酸化炭素濃度を測りどの程度あるか数値で知らせてくれます。
経済産業省から出ているガイドラインでも、NDIR方式は推奨されているため安心です。
24時間ごとに自動構成し、USB電源を利用できます。
CO2みるみるのメリットは、大きさが小さく持ち運びがしやすい点です。
測っている部屋ではなく別の部屋に運びたいという場合も、重さや大きさがないため楽です。
CO2Lamp
2つ目にご紹介する二酸化炭素濃度計は、CO2Lampです。
こちらの参考価格は4,378円と大変リーズナブルになっています。
測定方法はPASens(光音響検出)方式で、経済産業省からも推奨されている方式を採っているため安心して利用できます。
最大の特徴は数値ではなく光で換気のタイミングを把握できるのでモニター数値を確認できない場所での活用にぴったりです。
モニターや温度湿度の表示をなくすことで他の二酸化炭素濃度計よりも低価格となっているので最低限換気のタイミングがわかれば良い方におすすめです。
CO2ピピッと換気君
3つ目にご紹介する二酸化炭素濃度計は、CO2ピピッと換気君です。
こちらの参考価格は12,980円となり、今回1万円前後の機器の中では一番高い製品になります。
測定方式もほかの製品と同じく、NDIRを採用しています。
校正機能は付いていませんが、その分ほかの製品にはないアラート機能が付いているのが特徴です。
酸素濃度が高くなってきて危ない数値になってくるとアラートで知らせてくれるため、助かる方も多いでしょう。
CO2マネージャーミニ
最後のご紹介する二酸化炭素濃度計は、CO2マネージャーミニです。
こちらの参考価格は、7,980円になります。
測定方式や校正機能に関しては記載がありませんが、価格はリーズナブルで購入しやすい製品です。
濃度がどの程度まで数値が上がってきているのか、3段階LED表示で教えてくれます。
ほかの二酸化炭素濃度に比べると、機能などは比較的シンプルです。
2万円前後の二酸化炭素濃度計
ここからは、先ほどよりも1万円分高い、2万円前後の製品について紹介していきます。
リーズナブルな価格から少し高くなる分、機能も増え、測定方式もより優れたものとなります。
しっかりとお店や室内の濃度を測りたい場合、2万円以上の二酸化炭素濃度計がおすすめです。
マーベル001
最初にご紹介する二酸化炭素濃度計は、マーベル001です。
参考価格は21,549円となり、測定誤差がほとんど起きないため校正機能がなくても安心して使える優れものです。
測定方式もNDIRデュアルビーム式を採用していて、シングルビーム方式に比べてさまざまな場所や環境で正しい数値を測定できます。
濃度も高くなってくと色が変わるようになり、3段階のLED表示があります。
Wi-FiCO2センサー
2つ目にご紹介する二酸化炭素濃度計は、Wi-FiCO2センサーです。
参考価格は15,800円となり、2万円以下で購入できます。
測定の方式はPASens(光音響検出)方式で、こちらも経済産業省のガイドラインで推奨されている方式ですので安心して使えます。
自動校正が使え、スマートフォンのアプルで複数のセンサーがどのような状況になっているのか同時に監視も可能です。
eAir
3つ目にご紹介する二酸化炭素濃度計は、eAirです。
参考価格は18,700円で、機能が充実しています。
より安定的な数値がわかるNDIRデュアルビーム方式が使われ、自動校正の他手動校正もあります。
スマートフォンアプリで複数センサーを同時に監視も可能です。
ほかにもアラートやアプリ内で履歴グラフを表示させ、無制限で保存もできます。
換気もスマートリモコンと連携できれば、自動で行える優れものです。
まもセンサーAir
最後にご紹介する二酸化炭素濃度計は、まもセンサーAirです。
参考価格は17,380円で、2万円以内で購入できますが、機能もそれなりに充実しています。
NDIRシングルビーム方式で、アラートも付いています。
パソコンやスマートフォンで複数のセンサーを同時に監視も可能で、空気環境も色で見えるため安心です。
5万円前後の二酸化炭素濃度計
ここからは、機能がさらに充実した高額な二酸化炭素濃度計をご紹介していきます。
しっかりと濃度を測りたいという方には、5万円前後の製品がおすすめです。
hazaview
最初にご紹介する二酸化炭素濃度計は、hazaviewです。
参考価格は70,000円で測定方式はNDIRデュアルビーム式を採用しています。
自動校正もありますし、強制校正も選べます。
クラウド型リモート監視機能もあり、測定結果もグラフ表示やダウンロードも可能です。
特徴として、スイス製高精度センサーで、数十台以上を同時に表示できるなど優れものです。
テストー
2つ目にご紹介する二酸化炭素濃度計はテストーです。
参考価格は82,500円になり、クラウド型リモート監視機能が付いています。
特徴として、CO2の関値は自由に設定できるため、大変便利です。
アラート機能も付いているので、二酸化炭素が増えてきた時もすぐにわかり安心です。
CO2モニタ
3つ目にご紹介する二酸化炭素濃度計はCO2モニタです。
参考価格は105,490円と高くなりますが、機能が充実しています。
4桁、赤色のLEDでデジタル表示を行い、構成も専用点検きっとで点検ガス1点校正ができます。
ほかにも、劣化補正アルゴリズムが付いているなど、ほかの二酸化炭素濃度計には付いていない機能があり便利です。
ハンディCO2モニタ
最後にご紹介する二酸化炭素濃度計は、ハンディCO2モニタです。
参考価格は65,890円となり、測定方式はNDIRを採用しています。
電池やACアダプタで動き、バックライト機能やアラート機能も付いています。
まとめ
価格ごとに二酸化炭素濃度計をご紹介してきましたが、似たような価格でも性能を見ていくと少しずつ違います。
安定した数値を測定したい場合は、2万円以上する二酸化炭素濃度計に採用されているデュアルビームセンサーがおすすめです。
どうしても1万円前後の二酸化炭素濃度計では、シングルビームセンサーが多く長時間使ってしまうと精度に不安が出てきます。
メーカーごとに機能も異なるので、使いたいものがあれば採用されているか見て購入すると良いでしょう。